受付・問診
【女の子の場合】手術当日は午前中にお預かりし、麻酔覚醒具合によって当日夕方または翌日の診察時間にお迎えになります。
【男の子の場合】手術当日の午前にお預かりし、16~19時にお迎えになります。
わんちゃん、猫ちゃんの望まない出産を防止するための手術が避妊去勢手術です。そして近年では、病気を予防する目的で、発情期を迎えた動物の情緒の不安定と体調不良が生じるのを予防する目的で、避妊去勢手術が行われます。
女の子の避妊手術には、子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、子宮や卵巣の腫瘍の予防効果があります。
男の子の去勢手術には、精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニア症、肛門周囲腺腫、喧嘩や逃走の予防効果があります。
私たちは、避妊去勢手術が不自然な処置であることを十分承知しています。しかし、性的に自然な状態で飼育することが難しい日本の動物たちにとって、飼育状況や病気の予防効果のメリットのことを考えると、不妊去勢手術を実施することが飼主様や動物の最大幸福につながると考えています。
手術の際は、術前検査(血液検査やレントゲン検査、場合によっては心臓超音波検査)を実施し、安全を事前に確認の上実施いたします。ご不安もあると思いますので、お聞きになりたいことがありましたら、お気軽に私共にお問い合わせください。十分ご納得いただいてからご予約をお受けするよう心がけております。
あらかじめ電話で予約をいただいてから手術を実施します。
基本的には手術日前にワクチン接種で、伝染病の予防を行うことが望ましいです。早ければ生後半年から手術を実施できます。(小型犬は8~10ヶ月、猫は約3kgを超えてからをお勧めします)
健康な若い動物の場合、手術の当日午前中の早い時間に来院いただき、血液検査と胸部レントゲン検査で心、肺、肝臓、腎臓、血液の異常がないことを確認し、お預かりします。そして基本的にはその当日の13時~16時の手術時間に手術を実施します。
手術後は麻酔覚醒状況や手術内容、動物本人の性質や、飼主様のご希望を評価させていただき、当日お返しするか1日入院するか判断します。手術後退院時には簡易の保護服を着せるか、またはエリザベスカラー着用で傷を舐めるのを防止します。退院後約10日で抜糸を行います。
非常に低い確率ではありますが、動物に麻酔をかけることによって、悪性高熱症など、術前検査では異常を発見できない体質の問題で手術事故が起こる可能性があることは獣医学的に知られています。私どもは、5歳未満の健康な動物で術前検査上異常を認めなかった場合、不妊手術における事故を経験したことはありませんが、十分に安全に配慮して手術を行なっております。
手術中は必ず血管を確保し、動物の状態を麻酔モニターで逐一監視し、悪性高熱や急な状態の変化にも対応できる薬剤を準備していますので、もしもの場合でも安全に対応できるような体制で日々の手術を行なっております。
費用は以下のようになります。身寄りのない動物は相談の上費用を考慮して避妊去勢手術を行なっております。 絶対とは言えませんが、避妊去勢手術は安全な手術です。手術をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。
ワンちゃん | 16,500円~ |
猫ちゃん | 11,000円~ |
ワンちゃん | 27,500円~ |
猫ちゃん | 22,000円~ |