犬の下痢について

福岡市早良区、西区、城南区、中央区、糸島市のみなさん、こんにちは。
福岡市早良区の次郎丸動物病院の獣医師の矢野です。
わんちゃんが下痢をすると、飼い主さんとして心配になりますよね。今回は、わんちゃんの下痢の症状と原因、当院での治療についてお話しさせていただきます。

犬の下痢の症状

犬の下痢の症状には、以下のようなものがあります。
・軟便から水様便になる
・便の回数が増える
・排便時に鳴く、苦しそうにする
・食欲が落ちる
・嘔吐する
・腹部が膨らんでいる

犬の下痢の原因

犬の下痢の原因は、様々なものが考えられます。症状が重い場合は、検査によって特定し治療を行います。代表的なものを挙げると、以下のようになります。
・食べ物の変化や不適切な食べ物の摂り過ぎ
・ストレス
・寄生虫感染
・ウイルス感染
・細菌感染
・薬の副作用
・消化器系の疾患
・炎症性腸疾患や食物不耐症などの体質が関連する疾患

犬の下痢の治療方法

犬の下痢の治療方法については、原因によって異なりますが、以下のような方法があります。
・食事制限：腸を休めるため、24時間程度の絶食や、消化の良い軟らかい食事に切り替える。
・薬の処方：原因によっては、抗生物質や整腸剤、抗炎症薬などの薬を処方する。
・脱水症状の予防：下痢によって脱水症状が起こることがあるので、適切な水分補給や点滴が必要となります。

わんちゃんが下痢をしたら、まずは獣医師に相談しましょう。特に食欲が廃絶するほど症状が重い場合、適切な検査で原因を特定し、適切な治療を行うことが大切です。また、予防のためにも、わんちゃんに合わない食べ物を与えないようにすることが必要です。わんちゃんの健康に気を配り、健やかに過ごすためにも、早めの対応が大切です。

当院では、飼主様の希望に応じて適切に診断し治療することを大切にしていますので、お気軽にお問い合わせください。

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